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​読みもの

Salon du Chocolat Paris

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

はじめて世界に立った場所


Paris, France 2023–2025


フランス・パリで開催される世界最大級のチョコレートイベント、Salon du Chocolat

世界中のショコラティエやチョコレートブランド、カカオ関係者が集まるこの場に、カカオごとは2023年から3年にわたって出展しました。


日本ビーントゥバー協会としての出展でしたが、カカオごとにとっては、ブランドを初めて世界にお披露目する場でもありました。



2023年——カカオごと、パリへ



初回となる2023年、カカオごとのワークショップには特別なゲストが加わりました。

Farm of Africaを率いるAsamiさんです。


もともとの出会いは2016年、ニカラグアのカカオツアーでのことでした。その後Asamiさんはウガンダで会社を立ち上げ、高品質なカカオ豆の発酵から販売までを手がけています。

カカオごともFarm of Africaのカカオ豆を使っており、産地と作り手として長く繋がってきた間柄です。



パリでは、Asamiさんにウガンダでの仕事やカカオへのこだわりを話してもらい、産地の声を直接届ける場をつくりました。

産地の人と作り手が並んで立つことで、チョコレートの背景にあるストーリーが、より立体的に伝わると考えたからです。



ワークショップの後半、カカオごとセレモニーを行いました。


フランスではホットチョコレートといえばミルクを加えるのが伝統的な作り方です。

カカオごとが提供したのは、お湯だけで点てたカカオ100%のチョコレートドリンク——砂糖もミルクも使わない、カカオそのものの味わいです。しかも茶筅で点てる。


カカオパルプを使った和菓子から始まり、茶筅で点てたドリンクで終わる一連のセレモニーを見たお客さんたちは、本当に驚いていました。


終わった後も、何人もの人が質問や感想を伝えに来てくれました。



カカオごとをはじめて世界に届けた夜。

この反応を見て、このブランドの可能性を感じたことを、今でもはっきり覚えています。



2024年——パリで広がる、カカオごとの表現



2024年は、同じ福岡出身フランス各地でお茶セミナーを行っているRikaさんがブースの通訳として加わってくれました。言葉の壁を超えて、カカオごとの世界をパリのお客さんに届けることができました。


また、パリ市庁舎内で開催された日本関連イベントにも参加しました。

Rikaさんのブースにカカオごとを加えていただく形で、カカオパルプを使った和菓子をお茶と組み合わせて提供しました。

見た目の美しさと、カカオとお茶という組み合わせの新鮮さが響いたのか、菓子だけを目当てに購入してくれるお客さんもいました。



この年はサロンドショコラ内で、カカオ産地の人たちによるセミナーにも参加しました。

生産者の声を直接聞く場は、産地訪問とはまた違う形で、カカオの現在地を知る機会となりました。



3年間を振り返って



2025年も出展を続け、商品構成を年々進化させながらカカオごととしての伝え方を深めてきました。

パリという世界のチョコレート文化の中心で、カカオと茶道の精神を融合させたカカオごとの表現が、少しずつ届いてきた3年間でした。


2023年、パリで感じたあの驚きと手応え。

それは、カカオごとがこれから進んでいく方向を示す、ひとつの確信でもありました。


あの時の感触は、今も活動を続ける原動力であり、同時に、カカオごとの原点のひとつになっています。

 
 
 

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