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日本の思考とガストロノミー
The Jane × カカオごと Antwerp, Belgium 2026 ベルギー・アントワープのミシュラン二つ星レストランThe Janeにて、カカオごととのコラボレーションイベントを行いました。 今回のテーマは、「一期一会」。 同じ食材、同じ場であっても、二度と同じ体験は生まれないという日本の考え方です。 カカオというひとつの素材を通して、ヨーロッパと日本、それぞれの視点がどのように交わるのか。 The Janeでの一夜は、その答えを探る場となりました。 Nick Brilと日本の思考 The Janeのシェフ Nick Bril は、料理を単なる食事ではなく 音楽、空間、時間を含めた体験として捉えており、随所に彼のこだわりが感じられます。 また、彼は日本文化や日本人の考え方にも関心を持っており、コラボレーション当日、彼はインスピレーションを受けた日本の思考について語ってくれました。 特に印象的だったのが、トヨタ生産方式でも知られる「改善(Kaizen)」という考え方です。 小さな改善を積み重ねながら、より良いものを作り続ける。...


Salon du Chocolat Paris
はじめて世界に立った場所 Paris, France 2023–2025 フランス・パリで開催される世界最大級のチョコレートイベント、 Salon du Chocolat 。 世界中のショコラティエやチョコレートブランド、カカオ関係者が集まるこの場に、カカオごとは2023年から3年にわたって出展しました。 日本ビーントゥバー協会としての出展でしたが、カカオごとにとっては、ブランドを初めて世界にお披露目する場でもありました。 2023年——カカオごと、パリへ 初回となる2023年、カカオごとのワークショップには特別なゲストが加わりました。 Farm of Africa を率いるAsamiさんです。 もともとの出会いは2016年、ニカラグアのカカオツアーでのことでした。その後Asamiさんはウガンダで会社を立ち上げ、高品質なカカオ豆の発酵から販売までを手がけています。 カカオごともFarm of Africaのカカオ豆を使っており、産地と作り手として長く繋がってきた間柄です。 パリでは、Asamiさんにウガンダでの仕事やカカオへのこだわりを話してもら


飲むチョコレート文化
Mörk Chocolate × カカオごと Melbourne Australia 2025 チョコレートは、飲み物としてどのように存在できるのか。 その問いに向き合える街が、メルボルンです。 今回の訪問は、ドミニカ共和国のカカオマスタークラスで出会ったGiselle Weybrecht——サステナビリティ研究者でありホットチョコレート愛好家でもある彼女が、メルボルンのチョコレートイベントに誘ってくれたことがきっかけでした。 そしてGiselleが、メルボルンのホットチョコレートブランド Mörk Chocolate のオーナーJosephinとつないでくれたことで、Mörkの店舗でのワークショップも実現しました。 世界で生まれたつながりが、メルボルンで形になった滞在でした。 チョコレートイベントへの出展 メルボルンで開催されたチョコレートイベントでは、 Mörk Chocolate のブースの一角で、カカオごとの商品を紹介しました。 抹茶はメルボルンでもすでに広く知られていて、街中に抹茶カフェがあるほどです。一方で、桜や柚子はまだ認知度が低


Chocoa
世界の最前線で、カカオごとの表現を届ける Amsterdam, Netherland 2026 カカオの未来が議論される国際的な場、Chocoa。その最前線に立つ機会となりました。 Chocoaは、世界各地のカカオ生産者、チョコレートメーカー、研究者、バイヤーなどが集まる国際的なイベントです。カカオ産業の未来やサステナビリティ、チョコレートの新しい可能性について議論が行われる場でもあります。 今回カカオごとは、ブース出展に加え、Technology & Innovation in Chocolate をテーマにしたセッションで登壇し、さらにワークショップも行いました。 登壇・ワークショップ・ブースそれぞれが異なる形でカカオごとの世界を発信する機会となりました。 「チョコレートは溶けるもの」という前提を問い直す Chocoaの Chocolate Makers Forum では、「Technology and Innovation in Chocolate」というテーマのセッションで登壇しました。 私が話したのは、結晶カカオ——Structure-


Chocolat Portugal
カカオの世界が抱える問いと、そのつながり Porto, Portugal 2023 カカオの世界には、まだ答えの出ていない問いがいくつもあります。 その議論の現場に立ったのが、ポルトでした。 ポルトガル・ポルトで開催された国際チョコレートイベント、Chocolat Portugal。世界のカカオ関係者が集まり、それぞれの立場からカカオの未来について意見を交わす場です。 このイベントを主導したのは、ポルトワインとBean to Barチョコレートを手がけるVinte Vinte Chocolate。ワインとチョコレートという、二つの発酵文化が交わる街で、議論が行われていました。 「Bean to Bar」という名前の問題 カカオごとは、日本ビーントゥバー協会としてブースを出展し、日本のBean to Barチョコレートを紹介しました。 イベント期間中、各国のBean to Bar協会の代表者やカカオ関係者が集まり、議論はある一つのテーマに向かっていきました。 それが、「Bean to Bar」という名前についてです。 トレーサビリティにこだわり、上
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